海上タクシーを賢く使って、瀬戸内海の島々を快適に旅しよう!
いよいよ4月14日から瀬戸口国際芸術祭2022が開幕を迎えます。「海外旅行はまだしばらく難しそうだけど、瀬戸内海にでもちょっと旅行してみようかな」と考えている方へ。あなたの快適な旅をサポートする新しいサービスが今年からスタートします。
その賢い使い方を以下にご紹介します。
過去の芸術祭ではこんなことがありました。
前回の瀬戸内国際芸術祭が開催されたのは2019年。開催期間107日間で、国内外から117万人が訪れ、瀬戸内海の島々の美しい自然の景観やアートを鑑賞しました。
芸術祭の会場となっている島々への移動手段は、基本的にフェリーや高速船などの定期船で、主要な島々の間を複数の航路で結び多くの乗客の移動を支えています。
https://setouchi-artfest.jp/access/
ところが、観光客で島が賑わいを見せる一方で、以下のようなことも発生していました。
• 窓口で乗船チケットを購入するのに長蛇の列ができ、購入するのに時間がかかる(事前予約できない)
• 定期船で一度に多くの観光客が移動するため、到着後混雑して美術館に入れない、入場に時間がかかる
• 帰りの船に乗ることができず、島で長時間足止めを余儀なくされる
せっかくの楽しい旅行がこのようなことがあると台無しですよね。
もちろん、コロナ以前と今とは状況が異なりますが、多かれ少なかれ同じような状況が発生する可能性は想定しておく必要はあるかと思います。
そんなときに、利用をお勧めしたいのが、海上タクシーと利用客とのマッチングサービス
「SeaKaren(シーカレン)」です。
まず、「海上タクシー」とは何か?ですが、その名の通り、陸上のタクシーと同じように、出発地から目的地まで、利用者のリクエストによって不定期で運航する船及びその運送サービスのことです。
主要都市に住んでいるとほとんどその存在すら知らないと思いますが、離島においては、定期船を補完する交通手段として使われていることが多いです。
ただ、これまで海上タクシーを利用するためには、海上タクシー会社ごとに連絡を取り、出発港と到着港、出発日時などを伝え、利用料金を確認して(海上タクシー会社毎に料金が異なる)予約をする必要がありました。
また、船は基本貸切利用となりますので、2~3人の少人数で利用するには、費用面でも敷居が高いといった課題もありました。
SeaKarenなら割安かつ快適な旅が可能
このような課題を解決すべく誕生したのが「SeaKaren(シーカレン)」です。
SeaKarenは、スマホ一つで、海上タクシーの予約から相乗り募集、料金決済まで完結する海上タクシーと利用客のマッチングサービスです。
2、3人の少人数であっても、他のグループと相乗りすることで割安に海上タクシーを利用することができます。料金もキャッシュレスで、紙のチケットも必要ありません。
「それでも定期船の料金よりかなり高くないですか?」
その通りです。でも、考えてみてください。
せっかく島の自然に触れ、アートを鑑賞するために旅行に来たのに、それが混雑で楽しめないより、多少お金をかけても、混雑を避けて、快適に旅ができた方が良くないですか?
海上タクシーなら、定期船の時間とずらして好きな時間に目的地に行けますし、定期船の時間を待たずに、帰りたい時間に帰ることができます。
さらに、定期船にはない航路で効率的に島を回れるのも、海上タクシーのいいところです。まさに良いとこ取りができます。
ポイントは、事前予約。これに尽きます。
とにかくお勧めは、事前予約です。特に混雑する時期は、事前に船を予約して、相乗りを募集して待つ。
混雑する時期であれば相乗りが成立する確率は当然高くなり、相乗りが増えれば、自動的に料金が下がっていきます。
または、すでに相乗りOKになっている予約を探して、そこに相乗りする。何れにしても、事前に予約することで、快適な旅を確保できます。
さらに言えば、美術館も予約ができるところは必ず予約し、現地での移動手段も忘れがちですが、事前予約することをお勧めします。
観光客が多く訪れる島には港の近くにレンタル自転車店などもありますが、繁忙期にはすぐに完売してしまいますので注意が必要です。
因みに、瀬戸内国際芸術祭の主要な会場にもなっている豊島では、事前予約可能な電動バイク及び電動アシスト自転車のレンタルサービス「瀬戸内カレン」がありますので、是非、ご利用ください。
皆様の快適な瀬戸内海の旅を応援します!